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黒い雪の中で私は延々と青い石を拾っていた。掘り返す横から積もって行く黒を振り仰げば目の前も真っ黒に染まって慌ててダクトル混濁液で洗い流す。白濁した液は無色透明に変わり黒い雪の間に消える。防護器具を忘れてしまった私は大きな四角で体を覆いながら掘り返す以外に手段は無い。黒い雪は溶ける事なくさらさらと砂の様に積もり続ける。手触りは砂ではなくクートポールの綿に近く、しかし其の感触でも暖かさは微塵も感じないのが確かに雪であった。暗い鈍色の空から更に暗い黒が降る。雪の合間から時折白蛇の様に覗くのは重なりの蛭花であろうか。掴もうとするとするりと抜けて黒に埋まってしまう。求めるものではないのは分かっていたが、伸ばして避けられるというのは悲しいものだ。それでも私は黙々と掘り続ける。掘った傍から埋まるのを防ぐ為に、ある程度掘り進んだら子真頭大の筒を突き刺す。そうして其処の底から黒い雪を掘り出して、一番下に青い石が無いかを確かめるのだ。大体は徒労に終わるが、其の分稀に底に透ける石を見付けた時の喜びは大きい。ただ石が見えたからと言って油断してはならないのが鉄則だ。迂闊に見付けたというような挙動を示せば私が手を伸ばす前に黒い雪が笑いながら其れを隠してしまう。あくまでも雪を掘っている時のように黙々と作業染みた手付きで拾い上げねばならない。遠くには剃刀に似た様相をした木々が広く広く並んでいて、一点二点と赤が見えるのは鳥か実かと推察出来る。黒い雪は其方には降り注いでいないらしく、私の周囲だけが暗幕を巡らせたかの如くに黒い。黒いが明るくない訳ではない、手元は白々と鮮明であって奇妙な感覚と当然という感覚が入り乱れて仕様も無いのは雪の効果だろう。掘り進める内に指先が段々と白から灰色、黒へと其の色を変えていく。緩やかなグラデーションを描いて染まっていく指先は自らのものではないような感覚で酷くおかしい。私の指先は今や雪と同化出来そうなくらいに染まっていて、果たして掻き分けているのか共に埋まっているのかもよく分からない。感覚は通じているのでさらさらとした感触を只管に掻き分ける。今度も底に青い石が見えたが、私の指は何処だろうかと考える。石の上を過ぎる影は私の手か黒い雪かも分からない。視覚では判断出来ない其れをどうにかして掴み取ると、私の黒く染まった指先は先端から淡い光を帯びて石と同じ透ける青へと変わっていく。二重の染色を体験した私の指先は驚愕しているようだったが、私にとっては珍しくも美しい出来事だったので小さな溜息を吐く。黒い雪が其れに反応して波のようにさざめき始める。ああ、何とも冷たい事か!詩的に綴るのが許されるのならば、古代マライカトの女王が花開いた彼の日の馬的の協議のようであろうか。私の吐息は雪のざわめきと交じり合って秘めやかなる輝きと化した。水槽の中に青い石を入れれば、既に入っていた分も私の指先に反応するかの様に淡い光を帯びて溶け出していく。溶け出した液体の中に手を入れれば、染まった部分から先が矢張り同化して指先を失ったように見えて私は笑った。子供の遊びにも似た其れを黒い雪が埋めてくれる。
(そして四角の中で私は眠る)
何か時々ばたばたしてる感じだけど、とりあえず新しいGT行って来た!
っていうか山口って本州の端っ!?
下手しなくとも山形よりも距離行ってないかな!
米沢より神戸のが遠かったっけ? 菫ちゃん距離感がどうも!
本気でもう暫くしたら海挟んだ場所のGTとか見付かるんじゃないかなとか!
箱はとりあえずこじ開けてみるよねあれ!
というかこじ開けてからあの書類の事思い出したんだけどさ!
ワンテンポ遅れる事って結構あるよね!
しかもその後二回潜って同じ言葉だったから、番号固定だと思ったら三回目違うとか!
いや、通りで何回打っても反応しないと。
でもまあ、そんなに番号のバリエーションはないみたい!
麻痺とか怒りとか足止めとかあるから、此処は複数のが楽かなぁ?
強化使いよりBS使いのが多い印象だから、呪言士の人のアビ見せて貰うには別の所のが良いかもねぇ。
そういえばなんだっけ、あの黄色い鳥!
全体的に色の少ない場所だから凄い目立つ印象!
飛び掛られると嫌だけどね、幾ら鮮やかでも!
しかしあのボスよくよく見ると気持ち悪いよね!
後、インカム付きヘルメットが一瞬武器なのか防具なのか迷った感じ!
読み返すと凄い断片的な印象しか言ってない気がするけど良いや!