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PBW、シルバーレインのPC、鬼頭菫のブログ。興味の無い方は回れ右。Cの知り合いの方はご自由にリンクどうぞ。
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サキアの奏日は%#$たる重実の苦痛で?そも花嗟なる液淡にてしまう。仮名滝に渡る[&数戸]はハミアの#’((&だと(一部解読不能文字が続く)■■あ■■■(塗りつぶされた文字)済んだので郁NPはスズルが逸脱したんだ@脳身。

         (0542 otq/mui.no34)


そろそろ大学の四年生辺りが卒論頑張る時期なのかな!
古い本参考文献にするとかで注文とか依頼来るっぽいんで地味に忙しいようなそうでもないような!

ヤドリギの人たち……一人だから人たちってのも変かね!
それはまあうまく行ったのかな、報告見る限りでは!
とりあえず敵対の意思は本当に無いのかねぇ。
本人がそんな事を言ってるんだからそうなんだろうけど!

そういえばマンホールからリビングデッドもよく見るね!
なんか下水道多い気が!
や、大量にいても周囲に影響を与えないで、尚且つ思念受け取りやすい場所なのかもだけど!
初依頼下水道だったなと思いつつ振り返ってみたら最終参加が一年半以上前な件!
最近教室はめっきり見てるだけな菫ちゃん! 
まあ良いけどね!










何度顔を見たかも忘れた占い師を葬り直し、ギターを支えに寄り掛かると息を吐く。
当然ながら回る間隔は空けているので満身創痍という事はないが、いい加減積み重なった疲労は手足の重石に変わりかけている様子だ。
明日――懐中時計を開けば0時を超えているので、もう今日か、今日の昼には鎌倉へ戻る予定なのでそろそろ戻った方がいいだろう。貰い物の時計に表示される月齢はほぼ満月に近い形を示しているが、室内では臨む術もない。

(からかかかかカラ、カライル現象は?)
(見えないね、こっちでは見えないよ)
(トルノイル発火は?)
(狐火とかはそれに近いのかな、分かんないけど僕)

適当に『声』と会話しながら来た道を戻る。
傷口には蟲が這っている、出る頃には治っているだろう。
何気なくそこに目を落とした。自分が白燐蟲と似たようなもの、と思っているせいか、傷に集る黒燐蟲も色合いが反転しただけで小さな羽虫のような形を取っている。完璧な形ではなく、あくまで例えるならそのようなもの、になる位だが。

赤い傷に集まる黒い無数の羽に、過去に見た死体に集る多数の蝿を思い出した。苦手な人間なら顔を背けるのかも知れないが、長らく体内に飼っている身では今更何を思うものでもない。
だが、痛くない訳でもない。蟲の治療によって多少は軽減されているとはいえ、怪我をした時の痛覚は人並みだ。他人にはなれないので確証は持てないが、殊更痛みに鈍いわけでもない、と経験上推察する。
また、痛いのが好きなわけでもない。苦痛はないに越したことがないし、痛みで快を得られる性分でもない。

(たたたた、タ。どうしてウィルドは自らららヌスのとおへ言ったのシウラ)

聞こえた『声』に考える。
先の通り、苦痛はないに越したことはなく、危険は避けるのが自分にとっては賢い選択だと思う。
それならば何故に、わざわざ戦いの場所に赴くのか。
訪れる理由は自分の訓練の為、だが、そうして自分を鍛えて求めるものは何か。
勿論、身を守る為の力は多くても構わない。身に過ぎなければ。

ただ、その場合の身を守らなければならない対象、は何だ。
ゴーストは勿論だ、ゴーストと戦う事自体については『そういうもの』だと思っているし、襲われる危険性がある以上、排除の理由はあっても見逃す理由はない。それは対象の半分。
そうしてもう半分は、と考えると、人間だ。
この場合は狂気に侵された人間という意味合いも含まないではないが、どちらかというと至極個人的な相手。

気付けば足音は止まり、聴覚が捉えるのはざりざりとしたノイズだけになる。

あれは今も存在するのだろうという思考と、傷口を這う蟲を眺める視覚が、意識で絡む。
可能な限り関わりたくもなかった相手だが、今ならあれ一人くらい、どうとでもなるのではないか。
『襲われる危険性がある以上、排除の理由はあっても見逃す理由はない』
ゴーストと同じカテゴリである『敵』と認識するあれに、それを適応することは容易い。

幼い頃は無理だったが、今なら――?

目を眇めて石畳を見詰めながら浮かべた問いは、続く苦笑で消した。

馬鹿馬鹿しい。
実に馬鹿馬鹿しい。

後始末や、それによって伴う自分の不利益を考えるだけで割に合わない。
良心の呵責などは感じない自信があるが、自分の生と天秤に掛ける価値すらない。
それに何より。

(ざざざざざざざってる、かい、そちは『クルンディア第三節』をルロロロロロざりざりざりざりは、あの策略の後に余計に増したらしい)

ノイズ交じりに聞こえてきた『声』に肩を竦めた。
幾多の障害を乗り越え、或いは無視して排除したとしよう。
そうしたとしても、あれから逃れるどころか、完全に縛られる人間が出ないとも限らない。
死は下手すると更なる神聖化を招きかねない。
そんな人間は知った事か、と切り捨てるのは簡単だが――あれの影響が残るのは、本意ではない。


そう、だから益体も無い考えだ。


見下ろせば既に治療を終えた蟲は体内へ帰り、傷のない皮膚がそこにある。
例えば、仮に、何かを行うにしろ別の方法で。

今の所、このGT回りと同じ暇潰し程度の意味しか持たない思考をぼんやり巡らせながら出口を目指す。

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鬼頭・菫(おにがしら・すみれ)
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