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「なー、骸、オレGT行くと一人で倒れがちらしいからもっと強くなりたいんだぜ……ッ!」
「そうなのネ? ならいい方法あるヨ!」
「お、何々?」
「強くなるにはたくさん修行! GT全部回ればいいネ!」
「全部ッ!?」
「そうそう、修行あるのみ! あ、菫さんも一緒にどうですカ?」
「うん? いや、私は」
「ちーっす。……何の話してんだ?」
「あ、亘理クン連れてけばいいんじゃないかな!」
「あいヤ、じゃあこれで四人、ぴったり!」
「ちょ、いつの間にか私も頭数っ!?」
「え、え、っていうかマジで行くの骸!?」
「あ?え、ってか何の話なんだ、それ」
「みんなで強くなれればいいネ!」
【ムクローズブートキャンプ】 ―― 命名:亘理・計都(b26328)
吊下・骸(b23440)発案。
銀誓館学園によって発見された四地区十二箇所のGT全制覇が目標。
「キャンプ」と名前は付いているが実際は一日で行われるハードスケジュール。
約束
・GTは発見された順に巡る事。
・証拠として同行者と詠唱兵器を分け合う事。
・頑張れ。
メンバー
―― 吊下・骸、江間・良将、亘理・計都、鬼頭・菫
……何か気が付いたらメンバー入りしていた恐怖!
まあ一戦目から順に!
・第一戦、アザレア国際交流センター
初戦だけあって特に問題も無し。
最近は知り合いに引き摺られて結構来てたけど、やっぱり回転扉が面倒くさいね。
「どうせまたB棟で会うんだよねぇ、鎧讐王!」
「どうやって移動してるんでしょうネ、ワープ?」
「実は二体いるという説を推してみるオレッ!」
「何だそりゃ、双子なんか」
実際の所どうなんだろうねぇ?
まあゴーストだからテリトリー内の移動なんて大した事無いのかな。
・第二戦、人ならざる者の宴
まだ皆元気。自販機で遊ぶ余裕もある。
何か危なげなジュース(賞味期限が掠れて見えない)が出てきたけど放置。
サバトクイーンを集中殴打。
吊下クン曰く、「皆でフルボッコって鬼ですネ!」
数って暴力だよね!
・第三戦、B棟の狩猟者
地下でいきなり江間クンが鎧讐王に沈められる。
さっきの会話聞いてた訳じゃないよね?
ともかく亘理クンが背負いつつブルーナイト撃破。
「思ったよりキッツイなこれ……っていうか江間鍛えるキャンプだろ? 倒れてどうすんだよ」
「す、好きで倒れた訳じゃないんだぜ!」
・第四戦、ホテルいちご貴族
復活した江間クンが何か必死で頑張ってた。
ロケスマで折り畳み男をやたら吹き飛ばしたけど、すぐ戻ってきてたね。
何か好かれてるんじゃないかなと思う私!
ラブホの女王の麻痺に何度か陥るものの、地道に数を減らして順当に撃破。
「えへへ、ケイトくんはこういう場所に慣れてそうだから安心だネ!」
「……ちょっと待て骸、それはどっちの意味でだ」
「? 大人っぽいなってコト!」
コメントは控えておく。
・第五戦、さまよえるテツオ
ちょっと疲れてきた。
敵自体はさっきと差が無いので特に問題も無く。
クロームドールにやたら拘束される江間クンと、何でかホーリーゴーストに好かれる吊下クン。
ボスフロアは面倒だったので亘理クンとWブラヴォで雑魚一掃。
テツオ自体にはいつも通りさして苦戦もせず。
「菫さん囲まれてましたネ! モテモテ?」
「全然嬉しくないんだけどっ!? っていうか江間クンの方が折り畳み男に囲まれてたよ!」
「オレあいつ嫌いなのにーッ!」
「何か出てるんじゃねぇの、オーラとか」
・第六戦、VIPアンダーグラウンド
ボスフロアにて、江間クンが「ここはオレに任せろ!」と妙なポーズを取る。
結果:リリスに八方向から集中攻撃。
まあそれはそれとして。
いい加減疲れてきたのでデラルテの誘眠射撃に逆らわず眠っておく。
目が覚めたら戦闘終了してた。
亘理クンが凄い頑張ったらしい。
「みんなひどいッ! オレが縛られたり叩かれたりしてるのに、素通りしてボスのとこ行ったり熟睡したり爆水掌で更に敵飛ばしてきたりッ!」
「いや、妙なポーズ決めるくらいだからてっきり余裕あるんだなと思ってよ」
「うん、任せろって言ったから菫ちゃんも平気かと思って!」
「江間くんならきっと大丈夫って信じてたネ!」
「……うわぁぁん、グレてやるッ!」
「夕飯までには帰ってくるのヨー」
ちなみにこの後江間クンは数メートル走って結局帰ってきた。
まだ元気そうだなぁと思った。
・第七戦、公団住宅ヨンロク号
夕暮れ時になってきたのでロケーションとしてはいいのかも。
何のロケーションかまでは知らないけど。恐怖映画とか?
赤子ゾンビはやっぱり遠目に蜘蛛に見える。
吊下クン、江間クン、亘理クンの三人でゾンビ労働者を総攻撃しているのを見て、ふと親父狩りという言葉が浮かんだ。
ボスは気が付いたら倒れてた。実はあんまり覚えてない私。
・第八戦、少女サークル
特筆する事は無し。
ボスの弾幕がちょっと痛かった。
「どうでもいいけどさ、トリスメギストスって言い難くない?」
「早口言葉みたいです! トリスメギストストリスメギストストリスギッ」
「大丈夫か骸、舌噛み切んなよ」
「うう、痛かったのネ……!」
「よっし、じゃあオレッ! トリスメギストストリスメギストストリスメギストス!」
「そこは噛んでおけよ江間、ネタとして」
「亘理にとってオレの立ち位置って何ッ!?」
・第九戦、電送世界に竜は眠る
疲れてきてる所にFAXの音が耳障り。
一個ずつ壊していく。
「なぁ、このFAXとか窓ガラスとか、来ると直ってるけどどうなってんだ?」
「ゴーストが夜なべで修理してんのかねェ」
「ちっちゃい手で頑張るホーリーゴーストを想像しちゃったネ。ちょっと可愛いヨ!」
「泥田蟲も手っていうか足小さいよ!」
「それはちょっと可愛くない気がするネ……!」
・第十戦、津ヶ森小中学校
そろそろ本気で体力が切れてくる。
他の三人結構平気そうなんだけど、どうなってんのキミたち……!
凌駕する気力もなくなったのでとりあえずウシトカゲの突進で倒れて休んでおく。
「お疲れですカ?」と吊下クンに肩爆水掌されそうになった。
死ぬから。
・第十一戦、何時の日か、栄冠は君に輝く
空もいい加減暗くなってきたので白燐蟲解放。
昼間に比べると流石に暗いので、光に映る黒い転校生の白目の不気味度アップ。
白くて目立つせいか、吊下クンが野球ゾンビにやたらと投球されてた。
後は江間クンが打撃とロケスマで吹き飛ばし合戦展開。
・第十二戦、誰も見てはならぬ
ラスト。
とっぷり暗い。
流石に気合の入り方が違うのか、皆してクリティカル連発。
倒れかけた江間クンも凄い勢いで立ち上がる。多分ゴーストちょっと引いてた。
講堂ではテツオと同じく私と亘理クンで雑魚一掃。
ボスは江間クンと吊下クンがそれぞれロケスマと爆水掌で挟み撃ちにして撃墜。
これにて全十二箇所制覇。
行った上での感想:体力切れ。
よく皆持つねぇ……! とりあえずお疲れ様!