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PBW、シルバーレインのPC、鬼頭菫のブログ。興味の無い方は回れ右。Cの知り合いの方はご自由にリンクどうぞ。
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「生きるって素敵だね」

と腐臭と一緒に子供は言いました。

         (nonononononononononoe)


最近だけじゃないけど日が過ぎるの早いよねって思う菫ちゃん!
何回も同じ事を言ってる気がするのはそれだけよく感じてるって事なんで、
忘れてるって事じゃないんだよっ!?って言い訳!

しかし新学期始まってちょっと落ち着いたかと思ったらすぐに人狼だし!
名前としてはクルースニクなのかな!
種族名では無いんだよねぇ、だとしたらもう洗脳以前に根っこから吸血鬼と相容れ無さそうだし。
常の通り私は特に変える予定は無い訳だけれど!
痛いの好きじゃないんでアンチヒール困るしね、うん。

んー、ああ後は新しいGTかな!
玖凪クンがアメフラシだとかナマコだとか言ってたけど微妙に納得した感じで!
別に蟲飼ってる身だから特に不気味でも無いけど噛み付きは遠慮したい!
あれ、館全部で何匹いるんだろうねぇ?

あ、卒業後結社に関しては、一応中では言ったけど
多分馬鹿もとい親戚って言うか何ていうかなのを呼ぶ予定。
碧落教室は学校施設使ってるから、交代は仕方ないかなって気もする!
いや発表自体はだいぶ突然だったけど!
にしても卒業まで本当日が無いんだねぇ、ようやく実感した最近でしたっ!








意識が緩やかに覚醒し、暗い部屋で瞬く。
室内には明かりの一つも無いが、浅い眠りに就く前からの暗闇であれば多少なりとも物は見えた。
大きな家具も小物も大してない部屋だ、位置の把握は容易に。
そして部屋はまた平素のまま何ら変わりなくあった。
上半身を起こして時計を確認。深夜というべきか朝方というべきか、少なくともまだ数時間は眠れる時刻。

ふと、掌を広げて蟲を周囲に漂わせる。
どうせまた眠るつもりだったのだから、明かりは必要無かったのだが。
光量を落としている為、蛍より尚小さく青白い光が部屋を彷徨う。
カーテンは閉まっているし、外からこの光が見える可能性は無いだろう。
町はいつでも明るい。
目前をゆらゆらと舞う光を見るとも無しに視線を虚空へ。

――能力を捨て、戦線を退くのも可能だという学園からの提示。

生来体内で飼い慣らした蟲、父方の家系から連なる蟲。
能力と呼ばれるこれ。
これらを誰かに引き渡し、一般人――少なくともそれに近い存在になるのも可能というのだ。
思い浮かべた事すらない選択肢にはたと考える。

渡したい誰かが存在する訳では無い。
蟲は自分を構成する一部だ。
だが蟲は自分では無い。
必須では無い。

鬼頭菫に必要なのは――。
目を閉じ耳を澄ます。


テクスルの端が結ばれた時計の音。
(実際はそれは単に葉が擦れる音に過ぎない)

欠帝の王土を呼ぶサザナの鳴き声。
(実際はそれは単に鳥の声に過ぎない)

親愛なる友人が囁く声。
(実際はそれは単に――)


耳元で笑う『声』。
(深く深く刻み既に根底と化した思い込みが覚める事など無いのだから、それに「実際」があるのかは疑問だけれど)


目を開く。
青白い光が部屋を仄明るく照らす。
繰り返し考える。これは必須では無い。
この力のみに言及するならば、寧ろゴーストという外敵を増やしかねない。
そしてこの力を手放せば、生家にとって菫の必要性は半減する。
「奇跡」を使えない子供の利用価値は低い。連れ戻される可能性も低くなる。

ただ、血縁であるが故に価値はゼロにはならない。
血筋というのは、時に理不尽な権利を主張する根拠にされる。
生きたいと願うならば、自ら断つ事は出来ないそれ。
下らない、と笑うのは簡単だが、下らない事を知ってなお利用しようとする相手に通じる物か。
既に代替は立っているのだろう。だが利用できるものは利用される。それだけ。

漂う蟲の一塊に手を伸ばし、光るそれを掌で握る。
音はせず、ただ疼く様な感覚が走り、手を開けばそこにいない。
肌の下を這う感触に小さく笑う。

――戦線を退くも何も、元より依頼や戦争への参加を学園から強制されている訳でも無い。
安全性だけを求めるならば、それらに向かわなければいいだけの事。
学生全員が参加を強制される程の緊急事態には未だ出会った事が無いし、そこまでの状況であれば一般人でいる方が危険性が高い気がしてならない。

全く平穏な「日常」で在りたいと考えるならば、引渡しも充分な選択だろう。
ただ自分は、望まない場所、以前の日常に引き戻される危険性が何処かに残る以上、使える力は少しでも残して置きたいのが本音だ。

切り札は多い方がいい、と笑ったのは、誰だったか。
多分、似た顔をした男だろう。
それが尤もだと判断したなら、個人感情でその意見を排斥するのは不合理。
だから矢張り親子かと自嘲するでもなく、肩を竦めるだけで終わる。

蟲が漂う。聞こえるはずの無い羽音が聞こえる。
そしてそれはざりざりとしたノイズを経て、『声』へと。


(鳴っています。それは)
(何が?)
(鐘です。鳴っています。それは)
(どうして?)
(鐘なので。鐘です。鳴っています。それは)
(それはそうだ)
(チョウルキの利鎌ですから)


蟲を集めて、体に戻す。



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プロフィール
HN:
鬼頭・菫(おにがしら・すみれ)
性別:
男性
職業:
学生
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