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PBW、シルバーレインのPC、鬼頭菫のブログ。興味の無い方は回れ右。Cの知り合いの方はご自由にリンクどうぞ。
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「ご存知ですか?」病院で隣に腰掛けた青年は、世間話が丁度途切れた頃に僕にそう問いかけた。眼鏡をかけた温和そうな青年だ。小春日和の天候、窓から柔らかく差し込む木漏れ日に彩られた彼に、僕は何をですかと問い返す。彼は秘密の悪戯を打ち明ける子供の様にどこかうきうきした調子で、それでも声を潜めて囁いた。「水星人ですよ。彼らはもう、地球に沢山いるんです」僕は彼を見返す。眼鏡の下には人の良さそうな笑顔がある。「ああ、ごめんなさい、いきなりじゃ信じられませんよね」僕は、ええまあと否定とも肯定ともつかない相槌を打った。彼は顔を少し近づけてくる。「実はですね、皆が信じないのにも理由があるんですよ」何ですか、と僕は聞いた。「水星人には目的がある。――ああ、今何を想像されましたか? 地球征服とか人類抹殺とかではないですか? そんな物騒な目的じゃないんですよ。彼らは野蛮ではない、そんな事はしない」野蛮で申し訳ない、とふざけて返すと彼は恐縮したようだった。「すみません、あなたを馬鹿にしたかった訳じゃないんです。ですが私らが咄嗟に想像するのはそんな理由でしょう? つまり私らは全体的にまだまだ野蛮なんですよ、彼らの足元にも及ばない」僕は問う。そんな野蛮な種の所に、彼らは何をしにきているのかと。彼は顔を輝かせた。「勿論、私らを教化するためです。もっとレベルを引き上げるためですよ」何でそんな事をするのですか、と僕は質問を続けた。彼は嫌がりもせずに話してくれる。「それは当然、仲間として生きていくためですよ。考えてもみて下さい、動物愛護とか博愛とかを抜きにして、仲間として横に立つのはサルよりも人間がいい、と思うのは極自然なことです。いいですか、彼らはもう何度も地球に訪れている。その度に私ら人間に有益な知恵を授けてくれるのです。今まではその度に遠くから見守る方針でしたが、いよいよ本腰を入れ始めたんです。私らが教化するに値するレベルに近付いた、と」だから沢山地球にいる、ということですね、と返すと、彼は僕がさっきの言葉を覚えていたのが心底嬉しかった様子で、そうですそうですと何度も頷いた。しかし、僕がそれでは何故、彼らは自分の正体と目的を明かさないのですか、と聞くと途端に悲しそうな顔になった。元々が人の良さそうな作りだから僕が悪いことをした気分になる。「それはですね、先程の話がそっくり理由です。もし彼らが目的を素直に告げた所で、信じる人がどれだけいますか? そんな事を言って攻撃を仕掛けてくるつもりだろう、と襲ってくる危険性が、残念ながら今の状態では高い。あくまでも教化するレベルに『近付いた』だけで到達はしていない。それは良くない。だから彼らは辛抱強く待ってるんです、『その時』を、自分たちの存在を声高に告げられる日を。だから、それまでは秘密なんです」なるほど、と僕は頷く。それじゃあ、どうしてあなたはその事を知ってるんですか、と聞いた。彼は自分の胸を軽く叩く。少々誇らしげに。「彼らは『理解して受け入れる器がある』と認定した者にだけ、今の所は真実を教えているんです。その数は残念ながら今だ少ない。私は幸運にもその一人だった、ということです。だから私は彼らの存在と目的を知っているし、彼らを助けもする」僕が見返りはあるのですか、と聞くと、彼は少しだけ残念そうな表情を浮かべた。「彼らは今のところ、見返りなど無しに行動しています。それは当然、私らと仲間となりたいという欲求はありますが――それは純粋な愛だ。私たちとともに歩みたい、という純粋さだ。私らで言うところの人類愛です。――いえ、彼らは種が違うのだから、もっと広く深い愛になるのでしょう。だから私もそれに打たれて協力しているのです」少し矛先を逸らして、助けるとは何をするのですか、と尋ねる僕を彼は指差した。「こんな風に、『信頼に足る』と感じた相手にこの話をするんですよ。その人間に器があれば、すんなり受け入れてくれます。もし見立て違いなら――彼らがこっそり世界中に流している音波で忘れさせてしまうんです。見立て自体も慎重にやらなければいけないのは勿論ですけどね、彼らと比べれば協力者である私らが未熟であることなんて、彼らだって百も承知ですから。信用していないわけではなく、信頼しているからこそサポートもしっかり行ってくれているんです。実際私が早計にも誤ってこの話をし、笑い飛ばした人間は――私の見る限りではすっかり忘れている様子でした。彼らのお陰ですよ」満足そうに彼は頷いた。目元に笑い皺が出来ている。そこで彼は僕を見上げるようにした。「どうです? ……あなたも、これは私の嘘だと思いますか?」僕は少し考えて、いや、嘘だとは思わない、と返した。彼は目を輝かせた。「良かった、私の見立て違いではなかったのですね――いや、正直な話、誤りが続いていて自信を失くしかけていたんです。彼らは決して私らを見捨てない。けれども私らの方はまだ全く彼らを受け入れる準備ができないのではないかと。ですが、彼らはやはり正しかった! 僅かでも疑った自分が恥ずかしいです。……ほら、今ならあなたも分かるでしょう?」彼はこっそり、窓の外を歩く老人を指差した。紅葉を眺める姿は何も変哲は無い。「彼も水星人ですよ。彼らは擬態も完璧に出来るんです。街中に行けばもう分かるようになってますよ――この話を受け入れる器のある人間には、道行く人のどれだけが彼らであるか、彼らの仲間であるか、見れば分かるんです! 繋がりあう者の波動を感じるんですよ!」興奮した様子で捲くし立てる彼の名と思しきものを、看護士が呼んだ。それは大声を諌めるものではなく、診察の順番を告げるものだったらしい。彼はにこにこと嬉しそうに笑いながら顔を向けた。「今度は先生にこの話をしないと。あの先生もいい人だから、きっと分かってくれるでしょう」僕は頑張って下さい、と声を掛けた。彼が立ち上がり、僕は横に掛かった鏡で自らを見る。――眼鏡を掛けた、温和そうな青年がそこにいた。他には誰もいなかった。

         (――いつかの事)


さて五月!
子供の日とか端午の節句とかだけどやっぱり関係ない私!

しかしアパートの花壇には小さい鯉のぼりあったけどね!
あれって魚の干物作ってるように見えるよね、
ってアルヘキア愛読者の友人が言ってた!
巨大魚、黄土の姓を捕まえた時は三日三晩晒すんだってさ。
まあ鯉のぼりの元が何なのか菫ちゃんは知らないんだけどね!

それとまた栃木で新しいGTだね!
出てくる人から聞いた通り、メインよりだいぶ楽!
ああいや、スイッチ押したのに板取り忘れてボス手前で引き返したりしたけど!
上と地下行っちゃったから次何だろうね、別棟?

……にしても究極のゴーストねぇ。
見た感じそんな雰囲気でも無いんだけどね、まあ途中だったのかな!
とりあえず出て来る時眩しいから物理的に!
体力は少ないみたいだから、そんなに辛くは無いかな!

とか言ってたら追撃で420くらい出されて死に掛けました。

何で相手が出してくる追撃ってやたら決まるんだろうね!
私のブラストヴォイスとかなかなか通んないんだけど!

帰り道電車から見たら田んぼの中に凄い大きい鯉のぼり見えたんだけど、ああいうのってどうやって立ててるんだろう!
まあ、私立てる事無いだろうから気にするまでもないって言えばそうなんだけどさ!
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ウ・ウ・ウのショル=ショル=意見収集官の失踪には未解決の部分も多々あり、支持者からは休戦条約から完全和解へと話が進むのを厭うTTTYI側の反ギナリア統括制組織が秘密裏に事を起こしたのだ、とする声が根強かった。これで一気に険悪な関係となった両国を再びイッカウ元総議長の後任であるサザ=レト総議長が仲裁しようとするも、最中に総議長再任の動きが高まった事によって立ち消えとなった。そして此処で……………………

         (ヨットルット和平条約締結への道程 219u0903星砕年 初版)


気が付いたら四月も終盤っ!
本当遅くなったけど誕生日に色々くれた人はどうもねぇ。
お礼言うのに言葉が足りないなあって思う!
言っても通じる事なんて少ないし、
言わなきゃどうにも伝わらないんだけど。
うん、ええと、とにかく有難うって事で!

他は何だっけ、相変わらず色々続いてるみたいだねっ!
従属種の人は来たけど本物……っていうとアレかなぁ、
ともかく貴種の人は来ないんだねぇ、城にいるのかな!
適性的には向いてない事も無いんだけど、やっぱり転職はない!
吸血噛み付きは相手によってはちょっと自分がキツイ気がするって
大ウルエット四時三都も言ってる感じ!

でも狂気に掛かった貴種、まだ教室で依頼出てるよね!
……どれだけ逃げたのさ、あれ?

首を掴んだまま水の中に沈めました。   彼らはゆっくりとセドケの泡を吐きます。   水から自ら浮かんだそれは。       イアンのコードを通って透明な膜を降ります。    僕らはゆるりとあれに包まれて。    力無く空に落ちる所から始まるのです。

         (通る場所はきっとブロックの円柱でしょう)


んー、とりあえず昨日出た人はお疲れ様!
何が面倒だったって場所が多かったから何処に行くか、
って事だった気もするってヨスノール9の七惑星の友人も!
どうにか最後まで大怪我はしないで済んだ感じで!

しかしまあ、弥勒って……。
あれだよね、56億だか57億だか修行して人救うってのだよね。
仮に今呼び出しても救えるのかな人類。
ああ、そういえば逆に呼び出す為に世界をきちんとしなきゃ、
って考えもあるんだっけか……無理だと思うけど、普通に。
というかまず弥勒が仏教のを指してるのならば、
山程犠牲出してる時点でアウトだと思う私。

あそこまで破綻した言動でも疑問なく付いていける人間には
その程度じゃ「瑣末な事」でしか無いんだろうけどさ。
見えざる狂気に掛かって無くても似た様なのを信じるのもいるんだし。
真の救いと勝手に断定するとか馬鹿じゃ……ああいやどうでもいいや!

うん、怪我した人はお大事に!
鬼はやっぱり力が強かったみたいだしねぇ、一撃が重そう!
妖狐とかは逃げたんだっけ? また面倒が増えた感じかなっ!
しかし除霊建築士の人に加えて吸血鬼側の人らも来るのかねぇ。
卒業生がいなくなってもそれ以上に人が増えそうな気がするよ銀誓館!


(去年の去年の去年の去年の――ずっと前の去年の今日から始まった話をしよう)


  名の通りキキアシの樹液を示すものであるが、ソヨノハ二次元ユハ族の陥没花祭壇儀式に欠かせないものである。その特性としてはヨスの夜以外ではイノス・リ・リリリルの色を持ち得ず、寧ろ普段は消失生物ラルト・・イナの尾とも言える完全鳥をしているという点、非常に強い粘度が一般的に誘蛾薬である搾薬によって失せてしまう点、そしてその粘度はキキアシの亜流とも言えるヨスナの葉(この場合の葉は一心以上の消失点経験者を得た樹からでないといけない、という条件が付く)で回復出来るという点、であろう。一点目は陥没花祭壇儀式が夜の名を取り「ヨス儀式(「皆の角を示すソヨノハ二次元ユハ族の言語」と呼ばれている事からも慣習として重要視されているのが分かる。イノス・リ・リリリルはソヨノハ二次元ユハ族にとっては命を示す色であり、最大の消失者の名前であった。それはディグワ・ロット・ヨソムの時期、一心統率によってリリルタタタイアが存在消失点へと送られた時に共に棘と貫いた当時の族長であると伝えられている。この色で無い限りキキアシの樹液は陥没花祭壇による樹液固定の手法を取られずに、単なる小品目の一つとして数えられる事になるが、その場合は、(以下数ページ記述が続く)

         (レポート番号:217897921789927292 ソソ・ルパー=エット)


あっという間に三月も終わりに近付いてるねっ!
菫ちゃん休みっても大体学校かGT、家に居るからあんまり日頃と変わる気がしない!

米沢もそろそろ少しは寒さマシになって来たかなぁ?
紫刻館辺りだと結構違うのかもね!
両方ともちょっと遠いから正直微妙に面倒なんだけどね、うん。
でも横須賀は横須賀で数多いし!

あー、そういえば夏とかってやっぱりゾンビ相手はキツかったっけ、よく覚えてない私!
今回の戦争もショッピングモールにはリビングデッド山盛りらしいけど、何か法則でもあるのかな。
あは、単純に人が多い場所ってだけか!
寂れた交流施設とか山奥の工事現場よりは確実に人多いし!
しかしアザレアは最近行ってな……あ、あそこのリリスは最近米沢で見たけど!
何処にでも出るねぇ、っていうと虫か何かみたい!
まあ、虫のがまだ無害なのが多いと思うけどさ!

うん、で、また戦争だって!
予定が微妙な訳だけど多分最初からずっと出られるかなって思う!
今度は町一つ既に潰れてるみたいだねぇ……また派手に!
――土蜘蛛の時もだけど、知らない人たちだから特に感慨は湧き様が無いんだけどさ。
その内に自分の方にも向かって来る危険性があるとしたら嫌だしね!


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プロフィール
HN:
鬼頭・菫(おにがしら・すみれ)
性別:
男性
職業:
学生
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